岡山大学病院 看護教育センター

　意思決定支援の研修を行いました。
1回目はロールプレイを行いました。患者、家族、関係する医療者の意思決定に伴うゆらぎを共有し、看護師としての役割について学ぶ研修でした。
2回目は、1回目で学んだことを生かし、患者さんと関わった事例を用いて、グループでディスカッションを行いました。

　受講生の方々が、意図的に患者さんと関わり、どのような支援が必要であるかをアセスメントし、患者・家族が納得が得られる意思決定支援ができていました。そして自分たちの看護を立ち止まって振り返り、承認し合う機会にもなりました。 様々な看護が必要とされる中で、患者さんの思いのゆらぎに気づき、そのゆらぎに寄り添い支援ができる温かい看護を、これからも提供していきたいという思いが感じられた研修でした。