岡山大学病院 看護教育センター

6/16と6/29にフィジカルアセスメントⅡ・小児フィジカルアセスメントⅡ研修を実施しました。
当院では1年目から3年目までの系統的フィジカルアセスメント教育プログラムであるPhysical Assessment Okadai-model（PAO）を開発し、系統的・継続的に実施しています。
2年目は「フィジカルアセスメントの思考プロセスを展開する」ことを目標に、呼吸・循環を中心とした事例検討を行いました。
成人・小児それぞれの事例についてグループで話し合い、立てた仮説を裏付けるための意図的な情報収集をロールプレイで行い、アセスメントして仮説を採択・棄却するという一連の流れを展開しました。
受講者からは、「意図的に情報収集することの重要性を感じることができた」「グループワークを通して様々な視点を学び、アセスメントを深めることができた」等の意見が聞かれ、実践につながる良い学びとなりました。
ファシリテーターからは「２年目のアセスメントの力を実感し、自身もよい学びになった」「現場でのOJTに活かしたい」という意見がありました。
この学びを看護実践の中で活用することを期待しています。