岡山大学病院 看護教育センター

8月8日、9日に2年目看護職員を対象に「チーム医療Ⅰーメンバーシップー」研修を行いました。中部大学生命健康科学部の早瀬良准教授から、講義や演習を通じて、チーム医療に大切なチームワークを高める行動を具体的に考え、概念化した図をそれぞれのグループで発表しました。そして、ゲームをとりいれた演習を体験し、よりよいチーム作りのために、目標の共有や相互理解、チーム全体の状況を把握するモニタリングなどの必要性を深めることができました。
受講者からは「ゲームを通して目標達成に向かって工夫しコミュニケーションをとることでチーム連携の具体的な要素が理解できた」「チームの雰囲気作りや役割分担、コミュニケーションなど様々な要素がチームワークの向上につながると分かった」といった感想があり、笑顔と学びの多い研修となりました。
この研修の学びを活かして、臨床現場でメンバーシップを発揮し、患者に安全安心なケアの提供につなげてほしいと思います。